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MOA美術館では、2/4(水)~3/3(火)の間、  「燕子花と紅白梅」光琳アート-光琳と現代美術- を開催しています。
尾形光琳は、やまと絵の伝統をふまえつつ、斬新な意匠性と装飾性をもった芸術を完成させ、後世に多大な影響をあたえました。
光琳100年忌にあたる文化12年(1815)には、酒井抱一が遺墨展を行い、それを機に『光琳百図』が刊行されました。
200年忌にあたる大正4年(1915)には、三越呉服店が「光琳遺品展覧会」を開催しました。
来る平成27年(2015)の光琳300年忌に際し、同美術館では光琳の二大傑作である国宝「燕子花図屏風」と 国宝「紅白梅図屏風」を同時に展観する特別展を開催。
本展では、光琳100年忌・200年忌等で紹介された光琳の名品、並びに、 光琳の影響が窺える現代美術を展観し、光琳芸術の系譜を概観しようと開催します。
<主な展示作品>
・国宝 紅白梅図屏風 尾形光琳 MOA美術館蔵
・国宝 燕子花図屏風 尾形光琳 根津美術館蔵
・白楽天図屏風 尾形光琳 根津美術館蔵
・重美 紫式部図 尾形光琳 MOA 美術館蔵
・重文 槇楓図屏風 尾形光琳 東京藝術大学蔵
・松山茶花蒔絵硯箱 尾形光琳 個人蔵
・群鶴図 加山又造 キリンホールディングス株式会社蔵
・重文 弱法師 下村観山 東京国立博物館蔵
・瓢果蒔絵合子 室瀬和美 個人蔵
・訪問着「白地位相割付文 実り」 森口邦彦 三越伊勢丹ホールディングス蔵
・群娘図’97  会田誠 個人蔵
MOA美術館から徒歩5分ほどの場所にある「瑞雲郷梅園」と「水晶殿」。
「瑞雲郷梅園」は約280本(約38種)の梅が、例年2月上旬から下旬にかけて見頃をむかえます。(2/13現在:4分咲)
期間限定(2/7~3/3)で開席しているお茶席「清香亭」では、梅を眺めながらお抹茶をいただけます。
また、相模湾を望む絶景の景観「水晶殿」は、天気のいい日には伊豆大島まで一望できます。
水晶殿から見る景色は熱海随一の絶景パノラマ!ぜひこの機会に足をお運び下さい。
【MOA美術館】

住所/熱海市桃山町26-2
電話/0557-84-2511
開館/9:30~16:30(入館は16:00迄)
休館/木曜日(祝日の場合開館)
※2月の休館日は2/2(月)・2/3(火)、3月の休館日は3/4(水)と毎週木曜日です。
入館料/大人1600円・大高生800円・中学生以下無料
交通/熱海駅よりMOA方面行きバス利用約10分→終点下車
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